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実習レポートY・F まとめ

実習 まとめ

①総務のお仕事に就いて

 総務には多岐に渡るお仕事があります。主に日報の管理や現場管理表の記入、資機材の在庫管理等に携わり、会社全体の日次管理を行いました。
 これらのお仕事には女性が得意とするきめ細やかな対応が求められます。お仕事に忠実で優しい先輩のご指導の下、お手伝いさせていただきました。
 
 
 

②情報処理のお仕事に就いて

 PC(エクセル、パワーポイント等)だけでなく、看板工 ラミネート加工等多くのことを経験させていただきました。
 例えばパワーポイントによる毎月の工程会議資料や時節に応じた安全教育資料を作成し、全体会にて安全教育を行いました。
 資料の作成はどなたが見ても分かり易いものに仕上げることが大切です。
 また、但馬初のスマイリングロードによる日々の車両安全管理をICTモニターにて行い、オペレーターとして安全確認や指導をさせていただきました。

③担当現場に携わって

各現場のポイント
(1)兵庫県パトロール   
  パトロールの目(災害、事故等の予測)を持つことの大切さを学びました。また、パトロール隊員さんとの日々の打合せで路線の特徴を知ることができました。 
(2)小規模
  1日~数日で完了する工事が主ですが、ここで工事の基本(作業の流れ、機械、資材等)を学ぶことができました。
(3)日畑
  パトロールと小規模で学んだことを生かせる工事でした。この現場は施工中に何度か災害が発生しましたが、日々の写真管理や打合せから対策できることが多くあることを学びました。

④竣工図書作成のポイント

 自身の反省から、施工前や施工中における日々の打合せや書類の作成及びファイリング等をきちんとしておけば慌てることなく竣工検査に臨めたと思います。
 具体的には次の7点です。
①日々の安全点検書類のファイリングをすること
②日々の写真管理を溜めずに行い工種毎に整理すること
③日々の日報を整理すること
④日々の打合せで全体工程、月間工程、週間工程を把握し、進捗状況を確認すること
⑤変更の打合せ簿が必要な事項をまとめておくこと
⑥月毎の安全パトロールの日程調整を行い声掛けをすること
⑦作業に応じた安全教育の資料を作成し安全教育を実施工すること
 工事書類の1/3は監督さんでないと作成が難しいものですが、残りの2/3は事務局でも作成することができます。

⑤竣工検査に立会って

 緊張と不安でいっぱいでしたが、実際に検査に立会うことで検査の雰囲気や視点を知ることができ、貴重な経験をさせていただきました。
 検査では監督さんや現場代理人さんと連携し、検査官さんの求められる資料をお見せする等のお手伝いをしました。

⑥竣工検査 手直しを行って

 社内検査の項目を遵守することは勿論のことですが、発注者さんが求めていることは何であるのかをその都度研究することが大切だと思いました。
 また、出来形の社内管理基準を会社全体で具体的に考える良い機会となりました。

⑦情報処理チーム人材育成に携わって

 相手のPC(主にエクセル)の習得状況に応じて段階的に教えていくことが大切だと思いました。どこでつまずかれているのか、教えたことが伝わっているのか等もっとコミュニケーションを図り、寄り添った指導をしなければいけないと感じました。

⑧約1年5ヶ月を振り返って

 分からないことばかりで勉強の毎日でした。PCスキルがあまり無いのに無謀にも「情報処理」に挑戦した自身を恥じることもありました。
 しかし、根気強くご指導していただき何とか作成できるようになりました。
 日報を整理することから始まり、パトロール、小規模工事、災害復旧工事と順を追って携わらせていただいたことで無理なく学ぶことができ感謝しております。そして何より誠実であること、報告・連絡・相談そして提案を徹底すること、仕事は丁寧にすることの大切さを教えていただきありがとうございます。

⑨建設女子として大切なこと

 「女性らしさ」を生かすことではないでしょうか。それは現場に入る建設女子にも事務サポートする建設女子にも共通することだと思います。
 女性が得意とする細やかなサポートが出来れば相乗効果によって更により良いものが生まれると思います。また、謙虚であることも大切だと思います。
 私自身何気なく過ごしていますと疎かになりがちですので常に心掛けていきたいと思います。

⑩職員の皆様へ

 初のトライやる実習生として異業種から入社した私に皆様も戸惑われたことと思います。基礎も知らない私に根気強くそして温かくご指導いただき本当にありがとうございます。
 まだまだ分からないことばかりで建設業は奥が深いと思います。真摯にお仕事に向かわれている皆様とご一緒にお仕事ができて大変感謝しております。
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