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安全教育活動

平成28年度

H28.6.17 平成28年度 第1回 安全大会
H28.6.17 平成28年度 第1回 安全大会
 「平成28年度 第1回 安全大会」が本社にて行われました。
 
 内容は以下のとおりです
 日時 平成28年6月17日(金)16:00~17:00(1時間)
 場所 本社
 講師 建築部長 G氏
    工務課長 Y氏
 対象 全職員
 内容 安全講習(書類)、災害例(動画)
 〈ポイント〉
〔 1〕工事請負契約から工事完成までの主な流れ
〔 2〕安全に対する心構え(ヒューマンエラー防止について)
〔 3〕資機材の積込・荷卸し時の注意点
〔 4〕工事成績の取り方
〔 5〕地域貢献、創意工夫について
〔 6〕一括下請の施工管理について
〔 7〕残土チケット購入、木くず処分費・売却費の対応について
〔 8〕工事現場近隣への配慮
〔 9〕安全ビデオ
〔10〕安全管理のポイント
   ①道板のかけ方
    ・道板の端をはめ込むためにシャーシの後端にわくを設ける
    ・両板の間隔はクローラの巾に合わせる
 
   ②作業前点検
     運転者は作業前に服装を整え、点検を行おう!
 
   ③立入禁止区域
     立入禁止区域に勝手に入らない
 
   ④機械使用の作業手順
     決められた作業手順を守っていますか
 
   ⑤誘導員の配置
     路肩の作業では誘導員の指示に従おう!
 
   ⑥主たる用途外の使用について
     主たる用途以外の使用について、安全な処置をとっていますか?
 
   ⑦傾斜地での駐車
     傾斜地には駐車しない!
 
   ⑧ブルドーザーの危険範囲
     ブルドーザーの危険範囲 前後15m、左右2m
 
   ⑨油圧ショベルの危険範囲
   ⑩運転者が機械から離れる時の措置
     作業が終わったら、作業装置を降ろし、操作レバーを中立にする!
 
   ⑪バックホウ作業が終わった時の措置
     ホイール式機械は、歯止め、駐車ブレーキを忘れるな!
 
   ⑫キーの保管
     キーは必ず、決められた場所に保管する!
    
〔11〕災害、ヒヤリ・ハット事例
   事例1
    工事分類:土木・道路工事
    災 害 型 :はさまれ・巻き込まれ
    起  因:物上げ装置、運搬機械・トラック
    被  災:重度(死亡・重度後遺障害)
    事例内容:道路工事にて盛土材搬入のダンプトラックに作業員が轢かれ被災
    防 止 策 :1)工事車両通行時は常時誘導員を配置し、運転手に対してその誘導に従うことを
           徹底する。
         2)工事車両通行範囲と他の作業を区分し、やむを得ず双方が輻輳する場合は、
           作業主任者による監視の下に行う。
 
   事例2
    工事分類:土木・河川工事
    災 害 型 :はさまれ・巻き込まれ
    起  因:動力機械・ショベル系機械
    被  災:中度(休業1~6ヶ月程度)
    事例内容:河川改修工事の築堤盛土工において、後退してきたバックホウ直後の作業員が
         轢かれ死亡
    防 止 策 :1)建設機械の作業範囲内での作業を禁止する。
         2)建設機械移動時には誘導員を配置し、誘導員は移動範囲内に人が立ち入らない
           よう監視を行う。
 
   事例3
    工事分類:土木・砂防工事
    災 害 型 :墜落・転落
    起  因:動力機械・ショベル系機械
    被  災:重度(死亡・重度後遺障害)
    事例内容:砂防堰堤工事にてバックホウが仮設道路走行中に転落しオペレータが死亡
    防 止 策 :1)バックホウのクローラ幅に対して、それ以上の復員を確保するように銅製
           ロードマットを敷設する。
         2)バックホウ移動の際の安全速度を定め、それ以下での走行を行う。下り坂走行
           の機体姿勢は、アームを垂直に立て、バケットは抱え込み地切の状態で本体は
           運転席及びスプロケットを坂下側とする。
 
   事例4
    工事分類:土木・河川工事
    災 害 型 :墜落・転落
    起  因:動力機械・ショベル系機械
    被  災:重度(死亡・重度後遺障害)
    事例内容:バックホウが土のうを吊り下げ旋回時横転し法面下に転落、運転者が死亡
    防 止 策 :1)バックホウを用途外使用せず、クレーン等にて作業を行う。バックホウを吊り
           上げ作業に用いる場合は、一定の要件を満たす器具を取り付け使用する。
         2)旋回を行う場所を平坦にし、法肩近くでの作業を行わない。
         3)あらかじめ作業計画を策定し、オペレータへの教育を実施する。
 
   事例5
    工事分類:土木・河川工事
    災 害 型 :墜落・転落
    起  因:動力機械・ショベル系機械
    被  災:重度(死亡・重度後遺障害)
    事例内容:河川護岸工事にて仮締切堤上の鉄板を撤去していたバックホウが河川へ転落
    防 止 策 :1)バックホウを主たる用途以外に使用せず、可能な限りクレーン等適切な吊り
           上げ機械を使用する。
         2)クレーン機能付きバックホウによる吊り上げ作業においては、吊り荷を定格
           荷重以内とし、モーメントが発生しないように回転速度を徹底する。
 
   事例6
    工事分類:土木・砂防工事
    災 害 型 :墜落・転落
    起  因:物上げ装置、運搬機械・トラック
    被  災:重度(死亡・重度後遺障害)
    事例内容:災害復旧工事現場内で土砂を2tダンプトラックで下り坂をバックで移動中、運転
         を誤って坂道を逸脱し、運転席ドアと斜面の木の間に首が挟まり死亡
    防 止 策 :1)現場内でのダンプトラックの移動には、誘導員を配置し、その者にトラックの
           誘導を行わせる。
         2)元方事業者は、下請事業者が行う作業の連絡および調整を行う、作業現場の
           巡視などにより統括安全衛生管理の指導援助を行う。
         3)現場責任者などに対して、現場における統括安全衛生管理の進め方などに
           ついて教育を実施する。
 
   事例7
    工事分類:土木・共通作業
    災 害 型 :墜落・転落
    起  因:動力機械・ショベル系機械
    被  災:重度(死亡・重度後遺障害)
    事例内容:バックホウを運転し、トラックの荷台から地面に降ろそうとしたところ、道板が
         外れ、バックホウとともに地面に投げ出され、転倒したバックホウに巻き込まれ死亡
    防 止 策 :1)車両系建設機械を貨物自動車等に積降しする場合には道板等を使用すると
           ともに、車両系建設機械の転倒、転落等による危険を防止するため次による。
           ①車両系建設機械の積降し作業は、平坦で堅固な場所で行う。
           ②道板を使用するときは、十分な長さ、幅および強度を有する道板を用い、
            適当なこう配で確実に取り付ける。
         2)作業指揮者を定め、その者の指揮のもとで行う。
 

 
 工事での作業員さんの心構え
 
 【1】着工前の事前調査の際、植木、構築物等には鉄ピン・トラロープもしくはバリケード等を利用
    して立入禁止区域をつくり、物をおかない。
 【2】原則施工ヤードには鉄品、トラロープ等で囲い、外部の侵入を防ぐ。
 【3】機械、バケット等はヤードの奥に整頓しておき盗難防止対策をする。
 【4】積込・吊り荷の際は、原則2人1組のペアをつくり、手元になり安全対策をする。
 【5】平たん地での機械作業、安定姿勢での人力作業を心得て作業を行う。
 【6】お休みは必ず、①会社②監督に連絡をする。
 
〒667-0022
兵庫県養父市八鹿町下網場54番地2
TEL:079-662-3216
FAX:079-662-6365
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