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安全教育活動

平成27年度

H28.2.9 高周波バイブレータ日常点検安全講習    協賛:エクセン㈱
H28.2.9 高周波バイブレータ日常点検安全講習    協賛:エクセン㈱
 「高周波バイブレータ日常点検安全講習」が本社にて行われました。
 
 内容は以下のとおりです
 日   時 平成28年2月9日(火)16:30~17:55(1.5時間)
 場   所 本社
 講師(協賛) エクセン株式会社 S氏
 対   象 社長、監督、作業員
 内   容 高周波バイブレータの日常点検、安全講習
 
 ■ポイント
   インバーター・・・・・周波数を変えて上げるもの
              1分間14400振動  1秒間240振動
   高周波軽量発電機・・・電源がとれない場合に使用するもの
   バイブレーターには6種類あります
    ①フィンヘッド・・・・一般的なバイブレーターで先に6枚のヒレ
               が付いている。
               丸型に比べて20%効率があがる。
               8割以上のシェアを占めています。
    ②マルヘッド・・・・・抜くときにハネが飛びやすい。
    ③ゴムヘッド・・・・・主にトンネル工事に使用する。金属製型枠
               のため一般的なバイブレーターだと音が
               大きく、また型枠を痛めるため。先がゴム
               になっている。
    ④マルチバイブレータ・・・主にビル工事用に使用。真っ直ぐに
                 入れるため鉄筋に引っ掛かるのを防止
                 する。
    ⑤スラブインナー・・・土間打設用
    ⑥スパイラル・・・・・振動部に溝が入っていて正回転・逆回転の
               スイッチがある。
               右回転の時は引き上げ時、上方向に
               向かって振動。
               左回転の時は挿入時に下方向に押し込む。
               ※寿命が短い
 
   トラブルについて
    ・生コンに入れずに空運転で使用すると5分でとても熱くなり、
     100%焼けてしまいます。
    ・電圧のドロップが多いです。通常のコードリールでは駄目。
     発電機にバイブレータを直接差し込んで使ってください。
    ・インバーターがちゃんと使えるときは、ランプが緑に点灯。
     使えないときは、ランプが赤に点灯。停止します。
    ・高周波軽量発電機は電源が無くてもつかえますが、インバーター
     に比べ重たいという欠点があります。また、故障率も
     インバーター1に対して5です。管理が難しいです。使うたびに
     燃料を使い切らないといけません。1ヶ月でガソリンが駄目に
     なります。劣化し詰まる虞があります。
 
   バイブレータの故障の原因
    ・プラグコンセントが一番の原因です。
      水が付いたままで差し込んでしまうため、電気を流したら中
      では火花が出ます。色が変わって、やせ細ってきます。
      水が付いていないか必ず確認し、付いていたらプラグを必ず
      拭き清掃してください。また、インバーター部も清掃して
      ください。(専用のコンセントクリーナーがあります。)
      長持ちさせたいなら1年に1回プラグの交換をしていただく
      のが一番良い。
    ・スイッチケースの故障
      耐水型で水で洗うことが可能ですが、5年くらいしたら劣化
      して破れてくる虞がありますので、5年位を目処に交換を
      おすすめします。
    ・故障の原因としては少ないですが、振動部が壊れた場合は価格の
     8割を占めますので、修理はおすすめしません。新しいものを
     買っていただくほうが良い。
    ・インバーターの寿命
      約10年です。(プリント基盤が劣化していくため。)
      ショートしないようにニスが塗ってありますが、これが劣化
      します。
    ・棒バイブレーターは、根本ギリギリまでは生コンに挿入しない
     こと。モーター部に生コンが入って故障の原因になります。
     また、モーター部は水につけないこと。
     水や生コンハネが掛かった場合は拭き取ってください。
 
   直径の10倍の範囲に振動が伝わります。 
 

 
   高周波バイブレータ日常点検と使用上の注意
    ①プラグ差込口の点検と掃除
     ・ちびっていないか
     ・割り箸等にウエスをつけて、ゴミを取りのぞいたり、汚れをおとす
    ②水がプラグに付いた時は拭いてから差し込む
    ③コードをひっぱったり重機等で踏まない
    ④置く時は慎重に置く
    ⑤スイッチのゴム等にひび割れがないか点検する
    ☆電気製品ですので水がかからないようにすることと、本体も汚れたらふくようにする。
〒667-0022
兵庫県養父市八鹿町下網場54番地2
TEL:079-662-3216
FAX:079-662-6365
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