安全教育活動
平成27年度
7.8 刈払機取扱い作業者安全衛生教育 協賛:キャタピラー教習所
7.8 刈払機取扱い作業者安全衛生教育 協賛:キャタピラー教習所
7月8日(水)、「刈払機取扱い作業者安全衛生教育」が本社にて行われました。
内容は以下のとおりです
日 時 平成27年7月8日(水)8:00~15:40(7時間)
場 所 本社
講師(協賛) キャタピラー教習所 T氏
対 象 社長、監督、作業員(12名)
〈主な内容、時間〉
8:30~ 9:30 刈払機に関する知識(1時間)
9:35~10:35 刈払機を使用する作業に関する知識(1時間)
10:40~11:10 点検及び整備に関する知識(30分)
11:10~12:00 振動障害及びその予防に関する知識
13:00~14:00 振動障害及びその予防に関する知識(計2時間)
14:05~14:35 関係法令(30分)
14:40~15:40 実技(1時間)
※昼食及び休憩は除く
刈払機の使用注意点---------------------------------------------------------
1.毎日の点検(作業前の点検)
①エンジンの外部の汚れ
②エアフィルタの清掃
③刃の損傷と変形・取付の確認
④緊急離脱装置の確認
⑤飛散防護装置の取付状況
2.作業計画
①服装等の確認
保護帽・防塵メガネ又は顔面防護ネット・防振手袋・丈夫な靴・耳栓・呼子
②作業現場の下見
作業にとりかかる前に、作業現場の環境を整備しておく。
(枯れ枝・空き缶等はあらかじめ取除いておく)
③上下作業の禁止
④作業中の禁止事項
・刈払機運転中の者に近づくときは、呼子等で合図を行いエンジンが止まったことを確認して
から近づく。
・後ろからは絶対に近づかない。
⑤悪天候時の対応
悪天候(強風・大雨・大雪・地震・雷等)が予想されるときは、作業を中止する。
⑥熱中症の対応
夏季の直射日光に長時間当ると熱中症にかかることがあるため、休息・休憩はこまめにとり、
休憩時間には日影で休み、水分や塩分を十分補給するようにします。
3.刈払機の取扱
①刈払機の持ち運び
・刈払機から刈刃を取り外すか、刈刃にカバーを取り付ける。
・移動時は必ずエンジンを止め、刈刃を前にして肩にかける。
②作業前の準備
・ボルト・ナット部の緩み状況の確認
・刈刃の欠け、ひび割れ、曲がりなどないかの確認をする。
・刈刃を取り付けた後、手回し時の異音、振れ等の確認。
・ツーグリップ肩掛け式は刈刃が軽く地面に接し、エンジン部よりやや重くなるように吊り金具
の位置の確認はする。
4.作業の方法
①刈刃は左回転が多いので、刃の前方左側1/3を対象物に当てる。
②かん木等を切断するときは、キックバックに気をつけて作業する。
③作業者の立つ位置は、刈幅のほぼ中央に立ち右から左に向け刈り払う。
④刈幅は1.5m程度とし、草等を左側に倒しながら進んでいく。
⑤往復刈りでの作業は禁止とする。
(キックバックを起こしたりハンドルに大きな振動がかかり疲労の原因となり、作業能率も
上がらない。)
⑥石、伐根、残材等の障害物が予想される箇所は高刈りを行い、安全を確認してから低く刈る。
⑦刈払い作業は、刈刃を腰より低い位置で作業を行う。
⑧刈払機の運転作業中は、作業半径5m以内は危険区域とし他の者の立ち入りを禁止する。
⑨急傾斜地では、下方から上方に向かって刈り進む。
⑩刃と飛散防止カバーとの間に草類がからんでエンジンが止まった場合、エンジンスイッチを切り、
刈刃の回転が止まったことを確認してから草類を取除く。
⑪刈払機を体の右側にして作業を行う。
道路除草の注意点(協力会社 T建設)
①使用前点検:Uハンドルが確実についているか。飛散防止装置、刃のネジが緩んでいないかを確認。
→使用後には全体に破損や詰まりがないか確認。
チョークレバーを下ろしエアフィルターの掃除をする。
②半径5m以内に立入らない。
③左前半分を使用し1.5mずつ右から左向きに刈り、右足を前に小刻みに進んでいく。
④服装は作業着、ヘルメット、ゴーグル、手袋、スパイク付長靴、耳栓、監督さんと棒芯さんは
笛等、作業に適したものとし、ハチ対策として黒ではない方が望ましい。
⑤熱中症対策
⑥事前調査で石、岩や根かぶ等の箇所を把握し、まず中間刈りをして進めていく。
⑦道路脇の小さな法面は上から下へ刈幅1mくらいで刈る。足場を確保し、慎重に進んでいく。